Hikariの今ど記・食べど記

久々に帰って来ました。

 東日本大震災

気象庁がM8.8から9.0と修正発表されました。


この日まさか、ピンポイントで、震源地近くの福島県いわき市にある
住宅設備機器の工場見学に出かけていくとは、、、誰もが予想せず
そして、、、2時45分頃
工場見学中、何人かの携帯の緊急地震情報がウオンウオンと鳴り響いた!
10秒位経っただろうか、その後工場の警報が鳴り、ガタガタと、揺れ始め
次第に揺れが物凄く大きくなってくる、今だかって経験の無い揺れと震動音に恐怖を感じる。
壁の時計が落下し、建物やガラスが軋む音、何かに捕まることすらままならない、
天井の点検口が落下、電源が落ち暗くなった時は、
「これでお終いかぁ〜?」と一瞬脳裏に過る。
しかし工場の方の冷静な、アナウンスと誘導で無事、
外に避難することができました。しかし強い余震が絶えず、バスの中へ移動。

この後の予定は、すべてキャンセル、ハワイアンズの宿泊ホテルも受け入れ体制がとれず
情報収集に時間がかかり、この日はバスの中で一夜を過ごすことで、帰宅難民となる
ライフラインは、各所様々で、電気は点いてるが水道は殆ど止まっているようで
トイレも流せない状態でしたが、道中何度か貸して頂きました。
コンビニも開いているところもあるが、主食となる、おにぎりやパン等はすべて無し!
お土産で頂いた、かまぼこを食べたりして、空腹を凌いだり 
道路は陥没や通行止めで大渋滞 ガソリンスタンドは大混雑
翌朝まで、常磐自動車道 勿来インターで待機してましたが、当然の如く開通の見込み無し 
とりあえずライフラインが整っているとのことで、昨日の鹿島工場に戻り
暖をとり洗面等をすませ、朝食を頂き待機。
東都観光のドライバーさんや関係者の方々が、東京までのルートを逐次探索して頂き、
迂回の連続で一般道を使い無事東京まで送って頂きました。
ドライバーとガイドさんに感謝!そしてホントにお疲れさまでした。。

翌日12日の23時頃自宅に無事帰還致しました。
ニュースや自分が体験した揺れで、些か心配だった
自宅も幸いな事に、事務所も部屋も被害が無くて一安心
今回は、自分には未だ体験が無かった、被災地の皆さんの気持ちを、
ほんの僅かですが身をもって体験、体感致しました。
これから暫く厳しい状況の中で生活を強いられますが
より多くの皆さんが少しでも、早く復帰、復興されることを、切に願います。